インテル、スマートめがね開発に着手 〜 めがね最大手ルのクソティカと提携
- 2014年12月4日
- ハイテク情報
インテル(Intel)は、ルクソティカ・グループ(Luxottica Group)と提携し、スマートめがねを開発する。
ルクソティカは、レイバンやオークリーに代表される有名ブランドを持つ世界最大のめがねメーカー。
インテルはつい先日も、グーグル・グラス(Google Glass)向けにチップを提供することでグーグルと合意したことを発表したばかり。インテルはルクソティカとの提携によって、身体装着型端末向けのチップ事業拡大路線をあらためて明示した。
一方のルクソティカは、グーグル・グラスの開発でも設計を担当することで2014年春にグーグルと提携している。スマートめがね事業の拡大を模索するルクソティカの戦略とインテルの思惑が合致して今回の提携にいたった格好だ。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、パソコンとサーバー向けのチップ市場ではインテルは圧倒的な世界最大手だが、パソコン販売の低迷によってチップ事業の成長が鈍化しているため、その分を相殺する成長分野として、市場拡大が見込まれる身体装着端末向けチップの市場で最大手になる目標を掲げている。
インテルはその一環として、ファッション・ブランドのフォッシルやオープニング・セレモニーといった大手とも提携し、スマート腕時計やスマート腕輪の開発にも注力している。
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