原油一時46ドル台に下落 需要低迷観測、NY市場

 【共同】7日のニューヨーク市場で原油先物相場が一段と値を下げ、時間外取引で一時1バレル=46ドル台をつけた。約5年8カ月ぶりの安値で、世界的に需要低迷が続くとの観測が根強いことを背景に売り注文が広がった。

 7日のニューヨーク・マーカンタイル取引所で、指標となる米国産標準油種(WTI)の2月渡しは1バレル=46.83ドルまで下げる場面があった。同日の通常取引開始直後の午前9時5分現在は、前日比0.52ドル高の1バレル=48.45ドルをつけた。

 6日は、2月渡しが前日比2.11ドル安の1バレル=47.93ドルで取引を終え、4営業日続落となった。

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