生活支援型のロボット、CESで現実味 〜 低価格帯、家まわりの雑務を視野に

 9日に閉幕する2015年国際消費者電子製品見本市(CES)では、十数社の企業がロボティクス技術を披露したことも特色の一つとなった。

 同じ作業を永遠と繰り返す従来型の工場用ロボットではなく、人々の暮らしを支援する種類のロボティクス技術の台頭が目立った。

 デザイン&トレンド誌によると、たとえば、韓国のフロ・アイ・ホーム(Furo-I Home)が出展したフューチャーボット(Futurebot)は、検知器を装備し、豊かな表情を頭部のタブレット画面に表示して話すのが特徴だ。

 フューチャーボットに装備されているインターネット制御機器に利用者が話しかけることで、フューチャーボットは照明をつけたり、音楽をかけたり、暖房を入切したり、さらには子どもに何かを教える助手にもなる。

 フロ・アイ・ホームはフューチャーボットを1台あたり1000ドルほどで販売する計画で、2015年末までに1万台を売り上げたい考えだ。

 一方、ウクライナの新興企業ブラント(Branto)は、399ドルという低価格機種を出展し関心を集めた。誰かが家に入ったことを知らせるといった独自機能が特徴。ただ、電池が3時間しか持続しないという課題がある。

 ドロップレット(Droplet)も注目されたロボットの一つだ。ドロップレットは、インターネットに接続された散水機を管理することで植物の種類ごとに水の量を調整してまくという特定機能に集中して稼働するのが特徴。

 ドロップレット開発企業のスティーブ・ファーンホルツ創設者は、「15cm離れた2種類の植物それぞれに適量の水を正確にまくことができる」と話す。

 オータス(Otus)というロボットは、利用者との動画チャットの最中に顔部分のタブレットを利用者に向けながら、部屋の掃除といった別の仕事を同時に進行できる。

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