週刊紙銃撃事件を批判 ローマ法王

 【共同】ローマ法王フランシスコは12日、フランス週刊紙銃撃など一連のテロ事件について、容疑者らは「逸脱した宗教にとらわれていた」と指摘、宗教原理主義を批判した。バチカンで行った各国の駐バチカン大使館ら外交団への新年あいさつで述べた。

 さらにイスラム教社会の宗教、政治、有識者に対して「原理主義者や過激派の、暴力行為を正当化する宗教的な解釈を批判するよう」訴えた。

 またイスラム過激派ボコ・ハラムがナイジェリアで女子生徒200人以上の拉致を繰り返した事件は「非難すべきものだ」と批判。パキスタン・ペシャワルで昨年12月に起きた学校襲撃事件についても「言語に絶する残虐な行為だ」と述べた。

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