禁止条約の意向「伝える」 米下院議員団が広島訪問
- 2015年2月20日
- アメリカ発ニュース
【共同】米国下院議員団が20日、広島市中区の平和記念公園を訪れ、松井一実市長を表敬訪問した。核兵器禁止条約の実現に向けた協力を求めた松井市長に対し、ダイアナ・デゲット議員が代表して「ホワイトハウスに伝える。核兵器削減、できれば廃絶のためにできることをしたい」と答えた。
議員は9人で、米議会の日本研究グループの一員。キャロライン・ケネディ駐日米大使の叔父である故ロバート・ケネディ元司法長官の孫ジョセフ氏も訪れた。
松井市長は、4月からニューヨークで始まる核拡散防止条約(NPT)再検討会議で、米国が禁止条約に向けた話し合いを進めるよう求め、そのための「国内環境をつくってほしい」と訴えた。
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