フォードの技術導入を検討〜トヨタ、スマホと車載機能の連動で
- 2015年6月5日
- 自動車関連
トヨタ自動車は3日、フォードの子会社が開発したスマートフォンとカーナビなど車載情報システムを連動させるソフトの導入の検討を始めると発表した。
ロイター通信によると、トヨタが導入を検討するのは、フォード子会社のIT企業リビオ(Livio、ミシガン州)が開発した「スマートデバイスリンク(SmartDeviceLink=SDL)」。音声認識やダッシュボードのボタン、ディスプレイスクリーンなどを通じてスマホ用アプリケーションの制御を可能にするソフトで、車内でスマホを操作し音楽を聴いたり、道路情報などを確認したりできる。
スマホと車の連動は、若者を中心に需要が高まっている。トヨタは今回、フォードとSDL技術の自動車への導入で協力することで合意し、将来トヨタ、レクサス両部門のモデルに搭載する考え。
トヨタとフォードは2011年、車載テレマティクスの次世代標準の開発で提携し、作業内容の検討を続けてきた。
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