メディアが田中絶賛 手術の論調も封じ込める

 【共同】大リーグ、ヤンキースの田中が戦列に戻って鮮やかな勝利を挙げてから一夜明けた4日、ニューヨーク・ポスト紙が「パーフェクト」と大きな見出しを掲げるなど、普段は手厳しい地元ニューヨークのメディアは絶賛する記事を掲載した。

 故障者リスト(DL)からの復帰戦となった敵地シアトルでのマリナーズ戦は7回を3安打1失点と好投。同紙の電子版は最速96マイル(約154キロ)を記録した球速に触れ「ヤンキースに、昨季肘を痛める前と同じ姿の投手が戻った」と報じた。

 スポーツ専門局ESPN(電子版)は田中が約1カ月のリハビリを経て好投したことで「彼は(昨季)トミー・ジョン手術(肘の靱帯修復手術)を受けない選択をし、健康状態は継続して疑問視されるだろう。だが、ここまではその選択は正しかったように見える」とした。

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