米就業者数の伸びに注目 

 【共同】今週は、米労働省が7月2日に6月の雇用統計を発表する。みずほ証券の宮川憲央シニアエコノミストは「米国の就業者数が堅調なペースで伸びるかどうかに注目している」と話す。

 市場関係者は、米利上げの開始時期や、その後の実施ペースに強い関心を寄せている。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は「利上げはこの先数カ月の経済指標次第だ」と述べており、雇用統計など今後の米国の経済指標は利上げ時期を探る材料になる。

 5月の雇用統計では景気動向を敏感に映す非農業部門の就業者数が前月から28万人増えた。宮川氏は「6月も20万人台の増加が続くかが焦点だ」とみている。雇用統計では失業率や賃金の動向も発表される。

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