米ビザ発給障害が復旧 国務省「不便かけ遺憾」

 【共同】米国務省のトナー副報道官は29日の記者会見で、日本を含む世界中で米国入国の大幅な遅延や停滞を起こしていた入国審査(ビザ)発給システムの障害が、完全に復旧したと明らかにした。

 トナー氏は「障害の影響を受けた旅行者や家族、ビジネスマンには不便をかけて遺憾に思う」と述べ、ビザ発給をめぐるトラブルを陳謝した。

 障害は9日ごろ発生。世界の米国大使館や領事館からビザ申請者の指紋など生体認証情報を受信する中央のデータベースが、ハードウエアの不具合で動かなくなった。サイバー攻撃の可能性はないとしており、現在は正常に稼働しているという。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る