富士通、14PBのストレージ・システムを投入 〜 次世代の自動化仕様を明示

 富士通は7日、世界最大で拡張性がもっともあると主張するストレージ・システムを市場投入した。

 同システムは、1秒あたり最大で400万のI/O処理(Input/Output Operations per Second=IOPS)を可能にし、最大14ペタバイツを保存できる。

 データ・センター・ノーレッジ誌によると、エターナス(Eternus)の最新版となる同システムは、販売価格が20万ドルから始まり、自動化ストレージ管理の今後のあり方を明示するシステム仕様と位置付けられる。

 また、富士通はエターナスの最新機種によって、データ・センターにおけるストレージ自動化分野で他社に先行する立場に立ったと言える。

 データ・センター向けストレージ・システムは、管理自動化の度合いや規模に応じて価格が上下するが、当分のあいだは、エターナス最新機種の技術と性能の仕様が、その標準になる可能性がある。

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