イージス艦装備へ初参加 NSC、米に輸出承認 

 【共同】政府は23日、国家安全保障会議(NSC)を開き、イージス艦の戦闘指揮所に置かれ、戦術情報を表示するディスプレーシステムのソフトウエアなど装備の一部を日本の企業が独自開発し米国に輸出することを承認した。多数の目標を探知し、瞬時に情報処理して同時に対処するイージスシステム製造への国内企業の参加は初めて。

 イージス艦を導入するオーストラリアなど第三国も利用可能となる。昨年4月に武器禁輸政策を見直し新たに定めた防衛装備移転三原則に基づく承認は4例目。

 政府は2015年度予算でイージス艦1隻の建造費を計上。18年度までにもう1隻調達する予定だ。イージスシステム本体は輸入する予定だが、ディスプレーのソフトウエアは三菱重工業、タブレットなどの部品は富士通が製造する。米国製より処理能力や価格面で優れており、米国が製造への参加を提案していた。

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