福祉用具事故で49人死亡 介護ベッドや電動車いす

 【共同】介護ベッドや電動車いすなどの福祉用具で65歳以上の高齢者がけがをした事故は2010年4月~今年3月の約5年間に134件あり、49人が死亡、51人が重傷を負ったことが17日、製品評価技術基盤機構(NITE)の集計で分かった。

 NITEはこれまで同種事故に警鐘を鳴らしてきたが、14年度にも21件が発生、7人が死亡しており、敬老の日を前にあらためて注意を呼び掛けた。誤った使い方や不注意が事故を招くとして「お年寄りはとっさに危険を回避することが困難で、被害が大きくなる傾向がある」と分析する。

 約5年間の死亡事故は製品別では、介護ベッドと電動車いすが22人ずつ、介護手すりが4人、車いすやベッドから移動する際に使う介護リフトが1人。重傷事故は多い順で介護ベッド21人、歩行補助車・補助器11人、電動車いす6人など。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る