良い意味で「やばい」定着 「微妙」も使用割合増加

 【共同】本来は不都合であることや危険であることを意味する「やばい」を、「とても素晴らしい」などと良い意味で言うことがある人は、10代で91.5%、20代で79.1%に上ることが17日、文化庁の2014年度国語に関する世論調査で分かった。全体では04年度調査から8.7ポイント増の26.9%。

 年代が上がるにつれ、良い意味で言う割合は減るが、いずれも04年度から増加。良い意味を掲載する国語辞典も多く、文化庁は「定着傾向にある。自分の感情を強調するのに便利なのだろう」と分析している。

 いいか悪いかの判断が付かない時に「微妙」と言うのは8.4ポイント増の66.2%。10~30代で90%を超え、文化庁は「若い世代は、悪いとのニュアンスを伝える時に使う傾向がある」とみている。

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