ゴープロ株、競争激化で下落も〜バロンズが予想

 身体への装着も可能な小型のアクションカメラで人気のビデオカメラ大手ゴープロ(GoPro、カリフォルニア州)は、最新商品が期待外れだった一方、競争が激化しているため、今後は株価が下がる可能性があると見られている。

 ロイターによると、アップルの最新型「iPhone(アイフォン)」は内臓カメラの動画機能の画質が引き上げられており、経済誌バロンズは「ゴープロがこれに対抗できるかどうか投資家は懐疑的になっているため、株価は最近の35ドルから25ドルに低下する可能性がある」との見方を示した。

 アナリストの間ではアップルがゴープロを買収するのではないかとの見方もあるが、市場調査バーティカル・グループはバロンズ記事の中で「アップルは社内で商品を開発する十分な資源を持っている」と指摘しており、バーティカルの調査責任者ジョン・ロペス氏は「アップルがゴープロを買収する可能性はゼロ」と予想している。

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