伊方町、再稼働同意の公算 議会特別委が賛成

 【共同】愛媛県伊方町の町議会原子力発電対策特別委員会は2日、四国電力伊方原発3号機(同町)の再稼働に賛成する陳情を採択した。6日の町議会でも賛成多数の見通しで、山下和彦町長が今後、再稼働同意の意思表示をする公算が大きくなった。

 3号機は再稼働の条件となる原子力規制委員会の審査に7月合格し、地元同意の手続き中。9日には愛媛県議会が再稼働の可否を判断するとみられ、町長の判断などを踏まえ、中村時広知事が最終的な結論を下す見通し。再稼働すれば九州電力川内1、2号機に次ぐ原発となる可能性がある。

 特別委(14人)は2日、地元経済団体が出した賛成の陳情3件、市民団体が出した反対の陳情4件を審議し、委員長を除く出席委員12人の総意で賛成の陳情を採択。反対の陳情は不採択とした。

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