クリントン氏、無難に発進 中傷なく共和と好対照

 来年の大統領選に向けた13日の民主党第1回候補者討論会は、本命と目されるクリントン前国務長官(67)が他候補の追及に窮する場面はなく、まずは無難なスタートを切った。各候補は互いの中傷よりも中間層浮揚など自らの信念を訴えることに力を入れ、候補乱立で足の引っ張り合いが続く共和党とは好対照の討論会となった。

 西部ラスベガスで開かれた討論会には、支持率で先頭を走るクリントン氏のほか、2位のサンダース上院議員(74)ら4人が参加。約2時間にわたって外交、安全保障、経済、銃規制などについて主張をぶつけ合った。

 クリントン氏が長官時代に私用メールを公務に使っていた問題に関し、サンダース氏は「もうたくさんだ」と指摘。本当の政策論議をしようと呼び掛け、両氏が笑顔で握手する場面もあった。(共同)

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る