おばあちゃんに毒盛られた?〜38%は仮病で欠勤の経験あり
- 2015年11月9日
- 米国ビジネス
就職情報サイト最大手キャリアビルダー(CareerBuilder)はこのほど、欠勤に関する年次調査結果を発表した。仮病を使って仕事を休んだことがあるという労働者は、2014年の27%から15年は38%に増えたという。
USAトゥデイによると、調査は8月12〜9月2日、全米3321人のフルタイム労働者および2326人の人事担当者を対象に行われた。労働者の大部分は仮病を使う際、医者の予約がある(27%)▽リラックスする必要がある(26%)▽睡眠が必要(21%)…といった常識的な説明を試みたが、以下のような驚くべき理由を挙げた人もいた。
1)祖母に毒入りハムを出された
2)ベッドの下に挟まって出られない
3)落ちたサンドイッチを受け止めようとして腕を骨折した
4)宇宙から休みを取るよう言われた
5)妻に浮気を知られ、ごみ捨て場から所持品を回収しなければならなくなった
6)髪をとかしている時に目を突いてしまった
7)妻が下着を全部洗濯機に入れてしまった
8)職場の持ち寄り食事会用の料理に失敗した
9)医師にビタミンD不足と言われたのでビーチに行く
10)猫が車のダッシュボードに挟まってしまった
最も病欠が多い月は、前回調査と同様に12月(20%)で、1月(15%)、2月(14%)と続いた。ホリデーシーズンに仮病を使ったことを認めた人は10%未満で、そのうち68%は本当の欠勤理由を「家族や友人と過ごすため」、21%は「ギフトの買い物をしたかった」と答えた。
雇用側は、ほとんどが「社員の言葉を信用する」と答えたが、67%は病気の場合は医師の証明を見せるよう求めており、49%は社員の自宅に電話をかけている。また33%は欠勤社員のSNSをチェックしてうそを見抜き、そのうち26%は仮病を使った社員を解雇している。
一方で、「日当を失いたくないので病気でも働いた」という人は前年の38%から48%に増えた。
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