米、ビザ免除の審査厳格化 パリ同時テロ受け日本も

 ホワイトハウスは11月30日、パリ同時多発テロを受け、査証(ビザ)を免除している国からの旅行者について、事前の審査を厳格化すると発表した。米入国に際してビザが不要とされているのは日本を含む38カ国・地域。

 これらの国からの旅行者は渡航前にESTAと呼ばれる電子渡航認証システムに必要事項を記入し、承認を受ける必要がある。今後は「テロリストの安全地帯」になっているような国への渡航歴がある場合に申告が必要になる。

 航空会社に対しては、旅券情報と合致しない旅行者を搭乗させた場合の罰金額を現行の10倍に当たる5万ドル(約600万円)にする方向で議会と調整に入る方針。各国との情報共有も強化する。(共同)

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る