関係改善の糸口模索も ロシアのプーチン政権

 【共同】ロシアのプーチン政権は人権問題やミサイル防衛(MD)をめぐり、米国と対立を深めているが、大枠では核軍縮やシリア情勢など地域紛争の調停で米国と協力することにより、国際社会への発言力を強める戦略に変化はない。国内の求心力を維持するため米国に強硬な姿勢を誇示しつつ、2期目のオバマ米政権と関係改善の糸口も模索するとみられる。

 22日付ロシア新聞によれば、ロシア世界経済国際関係研究所のアレクセイ・アルバートフ国際安全保障センター長は、ロシアがこれ以上強硬姿勢を貫けば、米国は中国やイスラム世界への傾斜を強めるだけだと指摘。オバマ大統領は依然として、対ロ関係の「リセット」が米国の国益と考えていると述べた。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る