iPSから腎臓の一部 京大、世界初

 【共同】さまざまな組織や臓器の細胞になる能力があるヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)から、腎臓の組織の一部を作ることに京都大の長船健二准教授らのチームが世界で初めて成功し、22日付の英科学誌ネイチャーコミュニケーションズ電子版に発表した。

 腎臓は多くの組織からなる複雑な構造を持つ。いったん損傷すると修復が難しく人工透析を受ける人も多いが、今回の成果は腎不全や、糖尿病による腎症の患者らに、腎臓の細胞や各組織を移植する再生医療につながると期待される。

 作製に成功したのは、体液中の老廃物をこし取り尿を作る腎臓のうち、管状の「尿細管」。

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