2強優勢のままヤマ場へ 共和ルビオ氏は厳しい戦い

 大統領選に向けた民主、共和両党の候補指名争いは、大票田ぞろいの5州での予備選を15日に控え、各候補者は14日、各地で支持の呼び掛けを続けた。選挙戦は民主党のクリントン前国務長官(68)、共和党の実業家トランプ氏(69)の2強がそれぞれリードする展開のままヤマ場を迎える。

 注目されるのは、トランプ氏を追うルビオ上院議員(44)とケーシック・オハイオ州知事(63)の主流派2人がそれぞれ地元とする南部フロリダと中西部オハイオ。トランプ氏の暴言を問題視する党主流派が期待を寄せるルビオ氏は、厳しい戦いを強いられている。

 14日公表の米キニピアック大の最新世論調査では、フロリダでのルビオ氏の支持率は22%で、46%のトランプ氏に大きく引き離されている。オハイオではトランプ、ケーシック両氏が38%で並び、大接戦となっている。(共同)

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