北朝鮮、強硬姿勢鮮明に 発射失敗で威信に傷 さらなる挑発も

 北朝鮮は15日、新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられるミサイル発射に失敗した。5月の朝鮮労働党大会を前に金正恩第1書記の威信に傷が付いた格好だが、国際社会の自制要求を顧みず核・ミサイル開発に突き進む強硬姿勢も改めて鮮明になった。日米韓は北朝鮮が今後、5回目の核実験などさらなる軍事挑発に踏み切る恐れがあるとみて警戒を続けている。

 ムスダンであれば初の発射。失敗に終わったものの、北朝鮮が15日の故金日成主席の生誕記念日に合わせた発射で、金第1書記の権威を高めようとした意図は明白だ。

 36年ぶりとなる党大会は、「金正恩時代」の確立を宣言する場となると目される。国際社会の制裁強化により経済面で誇示できる成果が乏しい中、核・ミサイル技術の「完成」を金第1書記の最大の業績とし権威確立を図ろうとの狙いが一層色濃くなってきた。(共同)

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