日本近代外交の入り口・平戸の歴史と三川内焼の展覧会、6月23日からニューヨークで

 日本近代外交の入り口となった港町、平戸の歴史と、「Hirado」の名で海を渡り19世紀のヨーロッパ人を魅了した「三川内焼」(みかわちやき)の展覧会が、ニューヨークで開かれる。

13代平戸藤翔作 卵殻手金襴唐子コーヒー椀皿

13代平戸藤翔作 卵殻手金襴唐子コーヒー椀皿

 江戸時代後期から明治時代にかけて、平戸焼の輸出の主力商品となったのが、「卵殻手」(らんかくで)と呼ばれる磁器だった。卵の殻のように薄いため、欧米では「egg-shell china」と呼ばれた。

 今でも、欧米各地の美術館や博物館に収蔵されている。その技法は誰にも受け継がれることがないまま100年程前に途絶えてしまったが、13代目にあたる平戸藤祥(藤本岳英)が、長年の研究と試作を経て、2006年、卵殻手の復元に成功した。

 展覧会では、この「卵殻手」の技法の謎を解いた13代目・平戸の資料を初めて一般公開する。

 さらに、古平戸の逸品と、平戸の窯元、五光窯、光雲窯、嘉泉窯から、400年の伝統を受け継ぐ現代三川内焼の秀作、合わせて66点を展示する予定だ。

13代平戸藤祥作 置き上げ龍紋花器

13代平戸藤祥作 置き上げ龍紋花器

◾️「幻の卵殻手と三川内焼 – 400年の歴史を超えて」
◾️期間:6月23日(木)〜7月20日(水)
◾️会場:日本ギャラリー(145 West 57th Street, New York, NY 10019)
◾️問い合わせ:212-581-2223
info@nipponclub.org
◾️詳細:www.nipponclub.org
◾️入場無料

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