核弾頭の大幅削減表明へ 一般教書演説でオバマ氏
- 2013年2月11日
- アメリカ発ニュース
【共同】ニューヨーク・タイムズ(電子版)は11日、オバマ大統領が政権2期目の施政方針を示す12日の一般教書演説で、配備戦略核弾頭の大幅な追加削減方針を表明すると報じた。
演説では具体的な削減数には言及しない見通しだが、ロシアとの新戦略兵器削減条約(新START)で1550発まで減らすことが決まっている核弾頭を、さらに千発強にまで減らすことを目指している。
オバマ氏は「核兵器なき世界」を掲げながらも1期目後半は目立った成果を出せなかった。追加削減により核軍縮進展へ弾みを付けたい考えだ。
■中間層の経済強化策提案へ
【共同】ホワイトハウスは10日の声明で、オバマ大統領が政権2期目の施政方針を示す12日の一般教書演説で「中間層のための経済強化策に焦点を当てた提案」を行い、この提案について住民らと議論するために13日から3州を訪問すると明らかにした。
ワシントン・ポストは10日、オバマ氏が今年の一般教書演説では「経済に集中する」と報じた。
ホワイトハウスによると、オバマ氏は13〜15日、ノースカロライナ州、ジョージア州、イリノイ州をそれぞれ訪れるとしている。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ