オンライン小売り大手アマゾンは15日、注文から「2分以内で」商品の受け取れる新サービス「インスタント・ピックアップ」を国内で開始した。
CNNによると、まずは大学生を対象に、ロサンゼルスやアトランタなど5都市の大学5カ所でサービスを開始した。近日中に22大学への拡大を計画している。
新サービスは、利用者がアプリを通じてスナック類や日用品など限られた商品の中から欲しい物を注文すると、従業員がアマゾン専用ロッカーに商品を補充する仕組み。アマゾンにはすでに、ロッカーと限られた商品の保管室、アマゾンのスタッフが常駐する「受け取り場所」があり、新サービスはこのネットワークを利用する。利用者が受取所で何か甘い物が欲しくなった場合、その場で注文して購入することもできる。
アマゾンは定期的に新サービスを実験している。同社は小売り大手ホール・フーズの買収手続きを進めているほか、特定の食事の材料を用意して宅配する「ブルー・エプロン」のようなサービスも試験営業中。また、本拠地シアトルでは2カ所で、食料雑貨類をアマゾン従業員が車のトランクまで運んでくれる「アマゾン・フレッシュ・ピックアップ」を展開している。(U.S. Frontline News, Inc.社提供)
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