ニューヨーク国際自動車ショーでマツダ「2019 CX-3」の商品改良車を発表
- 2018年4月1日
- ニュース
このたびマツダ株式会社(以下、マツダ)は、ニューヨーク国際自動車ショーで「マツダCX-3」の商品改良を発表。あわせて次世代商品群の先駆けとなるデザイン「マツダ 魁 CONCEPT(マツダ・カイ・コンセプト)」および次世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X(スカイアクティブ・エックス)」を北米初公開した。
Jacob K. Javitsコンベンションセンターで開催された今回のショーで、毛籠勝弘マツダグローバルCMO(チーフマーケティングオフィサー)およびマツダノースアメリカンオペレーションズ社長兼CEOは、2021年に稼働開始予定のトヨタとの合弁新工場を通じ米国へのコミットメントを語った。さらにサブコンパクトクロスオーバーSUV、マツダCX-3の2019年モデルの改良点も、会場に集まったジャーナリストを前に発表。
新しいCX-3のインテリアは大幅に改良され、特に電動パーキングブレーキを採用したことによって空間を確保し、収納スペースが大幅に拡大した。さらに、よりスムーズかつ高効率化したSKYACTIV-G 2.0ガソリンエンジン、フルレザーシートのオプション設定、NVH(騒音・振動・ハーシュネスの略称)の改良、より快適な姿勢をサポートするよう再設計されたシートなど、あらゆる領域で進化。マツダCX-3では高い評価を得ている優れたドライビングダイナミクスやパッケージに改良を加えたデザインなど、さらなる向上を図っている。
会場では「マツダ 魁 CONCEPT」および「SKYACTIV-X」エンジンを展示。「魁」は「先駆け」を意味し、ボディサイドの繊細な光の動きがもたらす生命感溢れるフォルム、そして無駄を削ぎ落とす「Less-is-more」のアプローチによって、より自然な生命感とエレガンスの共存を目指すマツダの魂動(こどう)デザイン哲学を表現している。ガソリンエンジンにおいて圧縮着火を制御する技術を世界で初めて実用化した「SKYACTIV-X」を採用する「マツダ魁CONCEPT」は、同社が目指す次世代のクルマづくりを体現している。
「サステイナブルZoom-Zoom宣言 2030」で発表したマツダの技術開発の長期ビジョンに基づき、マツダは2030年までに企業平均CO2排出量を2010年比で50%削減を目標としている。現行の「SKYACTIV-G」エンジン対比で20~30%の燃費向上を実現する「SKYACTIV-X」の導入はこの取り組みの一環であり、マツダ車の2019年モデルから搭載する。
SKYACTIV-Xはマツダの「サステイナブルZoom-Zoom宣言 2030」の長期ビジョン実現への第一歩であり、マツダは将来においても「地球」「社会」「人」とクルマが共存する世界の実現を目指し、「走る歓び」に溢れたカーライフを通じてお客さまの人生をより豊かにし、お客さまとの間に特別な絆を持ったブランドになることを目指す。
■マツダノースアメリカンオペレーションズ公式Twitterおよび公式Instagram:@MazdaUSA
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