ハト感染の発表遅れか 鳥インフルで上海市
- 2013年4月5日
- 世界のニュース
【共同】鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の感染者が相次ぐ中国上海市で、市政府がハトからウイルスが検出されたと初めて公表した4日より前に、市当局が生きたハトの販売禁止を一部市場に指示していたことが、6日までに分かった。
市当局は危険性を認識していた可能性があり、流行阻止の上で欠かせない重要情報が、速やかに公表されなかったとすれば問題視されそうだ。
上海市当局は、北京の国家衛生計画出産委員会が3月31日に感染に関する最初の発表を行った直後に、ハトの販売禁止を一部の市場に指示。食肉業界関係者らによると今月初めから販売が禁じられた。
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