北朝鮮に自制要求へ ミサイルで日米外相

 【共同】岸田文雄外相は10日午後(日本時間11日未明)、訪問先のロンドンで米国のケリー国務長官と会談する。新型弾道ミサイル発射の動きなど挑発を繰り返す北朝鮮への対応を協議。日米に韓国を加えた3カ国の緊密な連携を確認し、発射を自制するよう強く要求するメッセージを打ち出したい考えだ。

 両氏は、北朝鮮がミサイル発射に踏み切る可能性があり万全の備えが必要との認識を共有し、北朝鮮の挑発には乗らずに冷静で的確に対応する方針も確認するとみられる。ミサイルを発射した場合の対応をめぐり意見交換する可能性もある。

 ケリー氏は英国での主要国(G8)外相会合に参加した後、アジアを歴訪する予定で、日本には14、15両日に訪れる。

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