読めぬ狙い、政権緊張 抑止に有効策なく

 【共同】安倍政権は北朝鮮の弾道ミサイル発射を想定、海上自衛隊のイージス艦や地対空誘導弾パトリオット(PAC3)で迎撃も辞さない構えだ。ただ抑止に向けた有効策はなく、発射の時期、方向も読み切れていない。最重視する危機管理で不手際があれば政権へのダメージになりかねず緊張した状況が続く。

 「いかなる状況に遭遇しても、目先のことに振り回されず、物事の本質を見抜き、自ら確固たる信念を貫く」。安倍晋三首相は10日、インターネット交流サイト「フェイスブック」の首相官邸の専用ページにこう書き込み、色紙に「不動心」と揮毫する写真を掲載した。

 首相は拉致問題解決を自らの「使命」と位置づけ、対北朝鮮で強硬姿勢を貫いてきた。新型弾道ミサイルとみられる物体を日本海側に移動させたことについても「相当レベルの高い挑発であり、許し難い」と厳しく批判した。

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