カタールの仲介奏功 タリバンの事務所設置
- 2013年6月18日
- 世界のニュース
【共同】アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンが18日、カタールに事務所を設置し、米国との協議再開に前向きな姿勢を表明した背景として、カタール政府の仲介が功を奏したとの見方が強い。
タリバン報道官は同日、事務所設置の発表で「施設を提供し、設置に同意してくれたカタール政府とハマド首長に感謝する」と述べた。
タリバンとの和平交渉を模索するアフガンのカルザイ大統領は10日にカタール入りし、ハマド首長と会談。ハマド氏はカルザイ政権とタリバンの直接対話に協力する用意があると伝えていた。初の対話の実現に向け、カタールの仲介努力が続きそうだ。
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