北朝鮮が多連装砲発射 6月下旬、日本海に落下
- 2013年7月1日
- 世界のニュース
【共同】韓国政府筋は1日、北朝鮮が6月26日午後に東海岸の元山付近から300ミリの長射程放射砲(多連装砲)を4発発射したと明らかにした。いずれも約100キロ飛んで日本海に落ち、試験発射とみられるとしている。聯合ニュースが伝えた。
発射は朴槿恵大統領が中国を訪問する前日で、訪中を意識しけん制する狙いがあったとみられる。一方、韓国軍当局は、5月に北朝鮮が放射砲か短距離ミサイルを発射した際には即日公表していたが、今回は朴氏の訪中終了翌日の1日まで情報管理を徹底した。緊張の高まりを避けたい思惑があった可能性もある。
北朝鮮は5月18-20日に計6発を同じ地域で発射した。当初は射程約120キロの短距離ミサイル「KN02」か、その改良型とみられたが、この6発も全て300ミリ放射砲だった可能性が出ている。
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