グリーン・タイヤの開発推進〜コンチネンタル
- 2013年7月18日
- 自動車関連
独コンチネンタルは、再利用可能素材から作られる「グリーン・タイヤ」の開発を進めている。
オートモーティブ・ニューズによると、コンチネンタルのエンジニアは、化石燃料油の代わりに菜種油を、ポリエステルの代わりにレーヨンを活用したタイヤ本体の強化に取り組んでいる。このほか、古いタイヤからリサイクルされたゴムの量を増やすことで、合成および天然ゴムと置き換えている。
コンチネンタルで再利用可能素材のプロセス工学を指揮するボリス・メルゲル博士は「タイヤにおける全ての原材料が再利用素材と単純に置き換え可能ではない」と説明。「多くの場合、こうした素材はブレーキの性能や転がり抵抗にネガティブな影響を及ぼす」と語った。
コンチネンタル製タイヤは現在、再利用素材の割合が45%にとどまっている。
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