世界のHV、EV生産上昇へ〜今後3年で約30%増

 ハイブリッド車(HV)および電気自動車 (EV)の世界生産が今後3年間で30%上昇する見通しだ。

 ワーズ・オートの予測によると、HVおよびEV生産は2016年、300万台に達する。

 地域別では北米の伸びが最大である一方、生産台数では日本を中心としたアジア太平洋が今後も世界生産を支配する。

 EVは13年から16年の間、年間生産台数で倍増が予測されている一方、世界の自動車生産に占める割合は0.5%に満たない。一方のHVもマーケットシェア3.0%の到達は困難な見通しだ。

 EVの場合、メーカーが生産するモデル数は13年の91から16年には96にとどまる。一方のHVは、同185から234へと大幅に増加する。トヨタはEV市場で小規模プレーヤーだが、HV市場では16年時点で世界の半数以上を生産する見通しだ。

 HVおよびEVの北米生産台数は16年、13年から79%増の70万5000台に達する。伸びをけん引するのはGMで、13年にはシボレー「エクイノックス」や「インパラ」のHV、キャデラック「ELR」のEVなどを生産する。

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