米新聞業界に地殻変動 新興メディアに存在感 Wポスト、部数減で身売り

 【共同】ウォーターゲート事件を暴き、大統領を辞任に追い込んだ老舗のワシントン・ポスト紙が、インターネット通販大手アマゾン・コムの創業者に2億5000万ドル(約245億円)で身売りされることになった。部数減少が止まらず、リストラが続く米国の新聞業界。老舗のお家芸だった調査報道で新興ネットメディアの存在感が増し、「地殻変動」が続く。

 首都を本拠地とするワシントン・ポストは伝統に彩られ米国を代表する高級紙。政府の圧力に直面しながら、最終的にニクソン大統領を辞任に追い込んだウォーターゲート事件報道は、米報道界の金字塔となった。

 過去約80年間にわたるオーナーのグラハム家は首都を代表する一族として畏敬の念を抱かれてきた。同事件のあった1970年代を通じて発行人を務めた故キャサリン・グラハム氏は、歴代大統領を含む政財界の大物と親交を持つ一方、編集幹部や記者を鼓舞し同紙の報道を支えた。今後、オーナー交代がこれまでの報道姿勢に影響しないかが問われる。

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