来季からビデオ判定拡大へ 大リーグもチャレンジ制

 【共同】大リーグ30球団の代表者による会議が15日、ニューヨーク州のクーパーズタウンで行われ、現在は本塁打に限定されているビデオ判定の適用範囲が来季から拡大される見通しとなった。11月に行われる各球団のオーナーによる投票と、選手会と審判団の合意によって正式に決定する。AP通信が報じた。

 新たに採用されるのはプロフットボール(NFL)で「チャレンジ」と呼ばれる方式を参考にしたもの。AP通信によると、監督には試合開始から6回までに1度、7回から試合終了までに2度、判定に異議を申し立てる権利が与えられる。対象となったプレーについては、ニューヨークで大リーグ機構の担当者が映像を確認し、最終的な判定を下す。

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