利用者行動を把握するのは楽じゃない
- 2012年10月22日
- ハイテク情報
ウェブサイトが普及し始めて20年近くが経過する昨今、利用者の訪問件数と滞在時間はいまでもオンライン出版社にとって最大の関心事だ。ビジネスウィーク誌によると、オンライン出版社は利用者たちのオンライン行動を把握しないと恐怖すら感じるほどで、従って、それを可能にする技術やサービスも氾濫しているが、利用者たちを追跡することはいまでも至難の業であり、各社が苦労している。
▽アクセス経路を重視
オンライン行動を追跡する有名サービスには、グーグル(Google)のアナリティクス(Analytics)ほか、チャートビート(Chartbeat)、コムスコア(comScore)、オムニチュア(Omuniture)がある。
いずれも、利用者がどのような経由で当該サイトにたどり着いたのかを分析し、どのページにどれだけの時間を費やしたかといった各種のデータをとって、オンライン出版社(ウェブ出版社)らに販売している。
オンライン出版社はそのデータをもとに、コンテント編成や… 続きを読む
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