佐賀にオスプレイ配備要請 同盟強化と中国けん制 一石二鳥、安全性に懸念

 【共同】政府は22日、離島奪還作戦を担う部隊の輸送手段として自衛隊に導入するオスプレイ17機を佐賀空港に配備する計画を地元に提示した。沖縄県・尖閣諸島をめぐる中国との対立を視野に機動力を重視したのは間違いない。米海兵隊オスプレイの一時配備も想定しており、日米同盟強化と中国けん制の一石二鳥としたい思惑がちらつく。地元の理解を引き出し、全国的な「オスプレイ・アレルギー」(政府関係者)を払拭する試金石としたい考えだが、安全性への懸念は根強い。

 「日本の安全保障の在り方を真剣に検討したときに、佐賀空港を利用させてもらうのがベストだと政府として判断した」

 佐賀県庁で22日午前、古川康知事と向き合った武田良太防衛副大臣はこう切り出した。

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