運転中のテキスト増加傾向〜喫煙は減少、高校生調査
- 2014年7月28日
- アメリカ発ニュース
現代の高校生は喫煙率が低い半面、自動車運転中の携帯電話使用率が高いことが、疾病対策センター(CDC)の調査で分かった。
ウォールストリート・ジャーナルによると、CDCが2013年、国内の高校生1万3000人以上を対象に実施した全国リスク行動調査では、41.4%が過去30日間に1回以上、運転中に携帯電話を使ったテキストや電子メールの送信をしたことがあると答えた。州別ではサウスダコタの61.3%が最高で、マサチューセッツが32.3%で最低だった。2年ごとに行われている調査にこの質問が含まれたのは初めて。
1991年に調査が始まって以来、近年の10代の方が太り気味の傾向が強いものの、大方の分野で危険または不健康な行動は減少傾向にあるという。一方、現在は身の安全のために学校を休む生徒が増えている。
さらに、マリフアナ(大麻)の使用や性行為、長時間のテレビ視聴の習慣が11年調査と同水準だったほか、パソコン使用時間の増加や、わずかながら銃を携行するティーンの増加も確認された。
過去30日間に1回以上喫煙したことがあるという高校生は15.7%で、最高だった97年は36.4%、03年は21.9%、11年は18.1%と減少傾向が続いている。
同様の飲酒習慣は、11年の38.7%から34.9%に減少した。飲酒は90年代に50%前後で推移していたが、過去10年以上は下がり続けているという。
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