年25万人の死者増も WHO予測、気候変動で

 【共同】世界保健機関(WHO)は27日までに、地球温暖化に伴う気候変動が現状のまま進行すれば、マラリアやデング熱などの感染症や熱中症が一層深刻化し、こうした病気による死者が2030〜50年に現在より年間で約25万人増加するとの予測を公表した。

 気候変動は公衆衛生にとっても大きな影響があるとして、国際社会にさらなる取り組みを促している。ニューヨークで9月に開かれる国連の気候変動サミットでも、健康への影響が議題に上りそうだ。

 WHOによると、25万人のうち高齢者の熱中症が3万8000人、マラリアが6万人、子どもの栄養不足が9万5000人など。マラリアの場合、12年に約63万人が死亡したと推計されており、1割近い増加となる。

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