接触可能性の100人観察 外出禁止も、米のエボラ出血熱
- 2014年10月3日
- アメリカ発ニュース
【共同】疾病対策センター(CDC)は2日、米国で初めてエボラ出血熱と診断された男性の近親者など接触した可能性がある約100人を対象に健康状態を観察していることを明らかにした。
同日記者会見したCDCのフリーデン所長は大半からの聞き取り調査の結果、実際に感染リスクがある人は「少数に絞り込めている」と述べた。隔離治療を受けている男性は依然として深刻な容体としている。
一方、テキサス州の保健当局は、男性の近親者4人に外出や人との面会を禁止する隔離措置を命じたと発表。特に感染リスクが高い人の健康状態を確実に監視するのが目的と説明している。CDCによると、4人を含め男性と接触した近親者らに発熱などの症状は出ていない。
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