後発途上国で若者人口急増 国連、教育への投資要請
- 2014年11月18日
- 世界のニュース
【共同】国連人口基金(UNFPA)は18日、世界の若者人口に焦点を当てた2014年版「世界人口白書」を発表した。10〜24歳の若者の人口が特にアフリカなどの後発の途上国で急増、教育や雇用環境を整備することでより大きな経済成長が見込めるとして、若者への「投資」を呼び掛けた。
白書によると、現在、10〜24歳の若者は約18億人で世界人口の4分の1を占める。このうち約9割がアジア、アフリカなどの新興国や発展途上国で暮らしており、教育を受けられなかったり、雇用が不安定だったりといった問題に直面している。
198カ国・地域のうち、若者の人口が最も多いのはインドで約3億5500万人。その後、中国約2億7900万人、インドネシア約6600万人、米国約6500万人と続く。少子高齢化が進む日本は約1800万人。
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