ジュニア育成や転向狙いも 続々と東京プロジェクト

 【共同】2020年東京五輪に向けて、続々と新たなプロジェクトが動き始めた。日本オリンピック委員会(JOC)の目標は金メダル20〜33個で世界3位。各競技の現場はジュニアの育成やタレント発掘などあの手この手の強化策を進めている。

 競泳は東京と大阪で月に1度、中高生の有望選手を集めた合宿を開始した。週末に2泊3日で行い、アテネ五輪金メダルの柴田亜衣を育てた田中孝夫コーチらが指導する。男子の萩野公介(東洋大)ら東京五輪の主軸に続く世代の底上げが急務で、日本水連の上野広治競泳委員長は「ハイレベルな指導を継続的に受けることで伸びてほしい」と語る。ことしは女子自由形の中学2年、池江璃花子(ルネサンス亀戸)が頭角を現した。

 日本トライアスロン連合は他競技の選手も狙い、陸上や水泳の専門誌に転向を募る広告を出す。同連合で五輪対策プロジェクトのマネジャーを務める山根英紀氏は「一から育てるでは間に合わない。走れるスイマー、泳げるランナーなら今からでも十分間に合う」と期待を寄せる。

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