14日発売号でも預言者風刺 過激派刺激は必至

 【共同】銃撃で風刺画家や編集関係者が殺害されたフランスの風刺週刊紙シャルリエブドの代理人は12日、14日発売号にイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画が掲載されると話した。フランス公共ラジオが伝えた。

 同紙は過去にムハンマドの風刺画を何度も掲載してイスラム過激派に批判されており、今回の銃撃事件の背景にもこの問題があるのは明らか。あらためてムハンマドの風刺画を載せれば、フランス内外のイスラム過激派を刺激するのは必至だ。

 同紙の編集責任者はフランスメディアに「シャルリエブドの路線は変わらない」と強調した。同紙は週1回発行で通常は3万部程度とされるが、14日は100万部を発行するとしている。

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