「後藤さんに感謝」 難民支援で共感、解放願う
- 2015年1月29日
- 日本発ニュース
【共同】内戦が続くシリアでの迫害から逃れてきた人々が日本にもいる。NPO法人「難民支援協会」(東京都新宿区)の代表理事石川えりさん(38)らは、その存在を訴え、サポートしてきた。
シリアで拘束されているとみられる後藤健二さん(47)とは面識はないが、同じ支援の現場に立つ石川さんは「ジャーナリストとして難民に寄り添った後藤さんに感謝している」と共感し、解放を願っている。
在日シリア人の難民申請は2011〜13年で計52件。認定された人はそれ以前も含めてゼロ。石川さんらは日本に逃れたシリアなど50カ国以上の人々の衣食住の支援に取り組んでいる。難民受け入れに消極的な政府への働きかけも重要な「任務」だ。
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