GE、クラウド・ファウンドリー財団と協業 〜 産業インターネットの推進強化
- 2015年5月12日
- ハイテク情報
ゼネラル・エレクトリック(GE)のソフトウェア事業部門は11日、製品開発の迅速化やソフトウェア・コード群に関する技術革新に向けて、産業インターネット(Industrial Internet)やIoT(Internet of Things)をより活用できるようにするために、クラウド・ファウンドリー財団(Cloud Foundry Foundation)と協業する方針を明らかにした。
ZDネット誌によると、GEソフトウェアは、クラウド・ファウンドリー財団の協力を得てインダストリアル・ドージョー(Industrial Dojo)を立ち上げ、関連の中核技術を各社の従業員らに教えることで、産業界のインターネット技術活用を向上させようと狙う。
具体的な施策の一つは、産業向けのメッセージング・プロトコール群に関するオープン・ソース・コードを開発して公開することだ。
GEでは、検知器網や機器間接続網といったIoTと産業インターネット、そして、関連アプリケーション群の開発および業務応用を加速させ、オープン・ソース社会での効率化標準の確立や開発業務の効率化を進化させようと図る。
GEは大量の自社製品に検知器類を内蔵し、機械間データ交信によるデータの収集と解析を、新製品開発や故障兆候特定、機械の保守管理最適化のためにすでに実行している。
GEは産業インターネット推進策の一環として、IBMやEMCの元幹部らをソフトウェア開発の主導者に任命し、ベライゾンやインテル、シスコとIoT同盟を形成している。
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