浅間山、火山性地震続く 「火映」を確認
- 2015年6月17日
- 日本発ニュース
【共同】気象庁は17日、ごく小規模な噴火が起きた浅間山(群馬、長野県)では、火山性地震が16日に143回、17日は午後3時までに79回確認されたと明らかにした。1日に100回を超えるのは2010年1月以来。
火山活動が高まった状態が続いているとして、噴火警戒レベル2(火口周辺規制)を維持、火口から2キロの範囲で大きな噴石への警戒を呼び掛けている。
気象庁によると、16日夜から17日早朝にかけては、火口付近を観測する高感度カメラで、火山ガスなどが噴煙や雲に映って明るく見える「火映」と呼ばれる現象が確認された。17日朝には噴煙が火口から約1000メートルまで上がった。
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