住宅建設S・パシフィックとライランドが合併
- 2015年6月22日
- 米国ビジネス
住宅建設大手スタンダード・パシフィック(カリフォルニア州)とライランド・グループ(Ryland Group、同)が合併計画を発表した。
ウォールストリート・ジャーナルによると、新会社は、約7万4000件の住宅を所有・管理する時価総額約52億ドルの業界大手となる。合併後は統一ブランドで事業展開する予定で、新名称はこの秋と見込まれる契約完了までに明らかになりそう。
両社の取締役会はこの合併を承認しており、スタンダード・パシフィックの株主は新会社の約59%を、ライランドの株主は約41%を所有することになる。スタンダード・パシフィックは合併時にまず1対5の比率で株式併合を実施し、ライランドの株主は持ち株1株につきスタンダード・パシフィックの普通株1.0191株を受け取る。
新会社の会長にはスタンダード・パシフィックのスコット・ストーウェル最高経営責任者(CEO)が 、 CEOにはライランドのラリー・ニコルソンCEOが就任し、ライランドのピーター・スケリー最高業務責任者(COO)、スタンダードのジェフ・マコール最高財務責任者(CFO)は、それぞれ新会社のCOOおよびCFOになる。
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