787試験機を寄贈 ボーイング、中部空港に
- 2015年7月7日
- 日本発ニュース
【共同】ボーイングは7日、中部国際空港会社(愛知県常滑市)に、米国で2009年に初飛行に成功した中型機ボーイング787の飛行試験機を寄贈した。試験機は空港敷地内で一般公開される予定だ。
両社は関係者ら約140人を招き、中部空港で記念式典を開催。ボーイングジャパン(東京)のジョージ・マフェオ社長は「試験機は国際的な共同作業の産物。生産に参加した多くの国の中で日本が開発を引っ張ってくれた」とあいさつした。
ボーイング787は機体構造部品の3割以上を中部地域で製造しており、日本で航空機産業への関心が高まることも狙い、寄贈が決まった。
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