大塚化学、ジョージア工場竣工〜11月から量産開始

 大塚化学(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:原島丈治)が2014年2月に設立した米法人 Otsuka Chemical America, Inc.(ジョージア州グリフィン)の製造工場が、このほど竣工した。

 同法人は、自動車用ブレーキパッドの素材として需要が伸びる「テラセス」(非繊維状チタン酸カリウム)の製造拠点として、大塚化学100%出資で設立。量産開始は2015年11月予定で、生産能力は年間2000トンを見込んでいる。従業員数は25人。

 新工場は、大塚化学にとって日本と中国に次ぐ第3製造拠点。面積13万7600平方メートルの敷地に建てられた新拠点は、テラセス生産とあわせ、北米・南米統括拠点としての機能も果たす。

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