インテル、次世代チップをシドニーで披露 〜 オペラ・ハウスに先端技術を

 インテル(Intel)は14日、オーストラリアのシドニー・オペラ・ハウス(Sydney Opera House)と業務提携し、最先端のデジタル技術を同劇場に提供することで「技術と芸術を融合する」計画を会見催事で発表した。

 今回の発表会には、各国のジャーナリストのほか、エイサーやエイスース、ヒューレット・パッカード、レノボ、東芝、そのほかの電子機器大手らも出席した。それらの企業は、インテルの技術を搭載した機器類を売り込める商機を期待している。

 ITワイヤー誌によると、シドニー・オペラ・ハウスは、インテルの第6世代プロセッサー「スカイレイク(Skylake)」をはじめとする各種の技術を採用し、上演作品のオンライン中継や高精細録画、配信といった機能を劇的に拡充し、同劇場で公演される舞台芸術を世界に向けて発信する技術環境を整備する。

 インテルはそれにともなって、立体スキャン機能やグラフィクス処理機能、ビデオゲームとの融合、立体印刷システムとの連携といった技術を提供し、新技術の実験場としても同劇場を活用する。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る